ベンチプレスのあげれる重量を増やすためにトレーニングにいそしんでいる人は多くいるでしょう。そんなベンチプレスも正しいフォームで行わないと負荷を上げていくことが難しくなります。ここではベンチプレスの基本的な概要からフォームのコツを紹介していきます。
ベンチプレスについて
主たる筋肉 | 大胸筋 |
従たる筋肉 | 三角筋前部、上腕三頭筋 |
使用器具 | バーベル、フラットベンチ(ラック付き) |
呼吸方法 | 上げる動作:吐く 下ろす動作:吸う |
補助 | バーの中央部を保持して補助を行う |
ベンチプレスの正しいフォーム
- ベンチに仰向けになって、両足を床につけ、肩幅より広めのグリップでバーを握る
- 補助者のサポートを受けながら、ラックからバーを外し、肩の真上でバーを保持する
- バーを胸の上に下ろし、胸に触れたら開始姿勢まで押し上げる動作を反復する
- 反復を終えたら補助者がサポートしながらバーをフックに戻す
ベンチプレスを行うときのポイント
- バーは肩の真上に来るようにしましょう!
- 下ろす動作をするときは胸骨の中央に下ろし、前腕は床と垂直になるようにしましょう。
- 上げる動作をするときは、バーの軌道を曲線を描きましょう。
- プレートの着脱は左右同時に行いましょう。
- ベンチに対する体のスタートポジションは、ラックにのせたバーの真下に目が来るようにしましょう。
- グリップの幅は、肘を肩と同じ高さにしたときに肘が直角になるようにしましょう。
- バーの握り方は、親指を内側に向けて、バーと平行になるようにして握りましょう。
ベンチプレスでの補助のコツ
補助者はラックからバーを外すときと戻るときに必ずサポートします。反復できなくなったり、バランスが崩れたりしたときには、バーの中央部を保持して補助を行います。
ベンチプレスを行うときにおこりやすい間違い
- 手首が反ったグリップは非常に危険です。手首は常にまっすぐの状態を保ちましょう
- 腰をシートから浮かせて反らせた姿勢は危険です。腰のケガをふせぐために、臀部は常にシートにつけておきましょう。
- バーベルが斜めになってしまうことも危険です。利き手側が先に上がりやすい傾向にありますが、左右のバランスを保ちながら動作を行いましょう。